心と体の「安全基地」を作るアロマ:更年期を穏やかに過ごすヒント🌿🏠

更年期世代の私たちは、心身の変化に戸惑い、不安定さを感じることがあります。60代女性アロマセラピストが、そんな時こそ大切な「安全基地(セキュアベース)」の概念と、アロマの香りで自分だけの安心できる空間や時間を作り出す方法を解説。江南市のアロマサロンが贈る、穏やかな毎日を築くヒントをお伝えします。

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目次

「なんだか心がザワつく…」更年期に感じる不安定さ、私だけじゃない? 😟

今週は、私たち更年期世代にとって特に大切な「安心と安全」というテーマでお話ししていきたいと思います。

この時期、体はこれまでとは違う変化を感じ始め、それに伴って、心も理由もなくザワついたり、漠然とした不安を感じたりすることはありませんか?

「なんだか落ち着かない」「前は平気だったことが急に気になり始めた」…私も経験があるので、その感覚は本当によく分かります。

こうした心身の不安定さは、決してあなただけのものではありません。

ホルモンバランスの変化や、人生の転機が重なることで、誰もが感じ得る自然な反応です。

そんな時こそ、私たちの心には「安全基地(セキュアベース)」と呼べる場所や、安心できる時間が必要です。

今日は、アロマの香りを味方につけて、心と体が「ここなら大丈夫」と感じられる、あなただけの安全基地を作るヒントをお伝えしていきます。

心の「安全基地」ってなんだろう? なぜ更年期に必要? 🏡💖

心理学には「安全基地(セキュアベース)」という概念があります。

これは、子どもが困難な状況に直面した時に、安心して戻ってこられる親や養育者の存在を指す言葉です。

安全基地があることで、子どもは安心して外界を探求し、困難に立ち向かう力を育むことができます。

この「安全基地」の概念は、私たち大人にとっても非常に重要です。

  • 更年期世代の心身の揺らぎ: ホルモンバランスの変動は、自律神経の乱れを引き起こしやすく、イライラ、不安感、不眠などの心身の不調として現れます。また、子育ての終わり、親の介護、仕事での立場変化など、この時期は人生の大きな転機が重なることも少なくありません。
  • 心が「帰る場所」の必要性: 不安定な状態が続くと、心は常に緊張状態にあり、疲れやすくなります。そんな時、「ここに戻れば大丈夫」「ここでなら安心して心を休められる」と感じられる場所や関係性が、心の健康を保つ上で不可欠になるのです。
  • 「私」という安全基地: この安全基地は、必ずしも人である必要はありません。自分自身の中に、安心して落ち着ける心の空間を持つこと、あるいは、自宅の中にお気に入りの「ここなら落ち着ける」という場所を作ることでも、十分に「安全基地」となり得ます。

アロマは、この「安全基地」を物理的、そして心理的に作り出すための、強力なツールとなってくれるでしょう。

参照記事
大人の愛着障害の克服に大切な安全基地とは

アロマで心と体の「安全基地」を築くヒント 🌿🏠

アロマの香りは、私たちの脳に直接働きかけ、感情や記憶と結びついています。

特定の香りは、瞬時に私たちをリラックスさせ、安心感をもたらすことができます。

「ここなら大丈夫」と感じる、香りによる空間づくり 🌸

自宅の一部を、自分だけの「安全基地」にしませんか?

そこで香らせるアロマは、安心感を育むのに役立ちます。

おすすめの精油:

  • ラベンダー(学名:Lavandula angustifolia):アロマの代表選手。その優れた鎮静作用は、心身を深くリラックスさせ、安心感と穏やかさをもたらします。どんな時でも、私たちを優しく包み込んでくれるような香りです。
  • フランキンセンス(学名:Boswellia carterii):深く、神聖なウッディ系の香りは、心を落ち着かせ、呼吸を深くするのを助けます。精神的な混乱を鎮め、内なる平和を取り戻す手助けに。
  • ゼラニウム(学名:Pelargonium graveolens):甘くフローラルな香りは、感情のバランスを整え、心の不安定さを和らげます。自分自身を慈しむ気持ちを育み、安心感につなげます。

活用法:

  • 寝室の芳香浴: 特に、心が落ち着かない夜には、寝室を安全基地にしましょう。アロマディフューザーにラベンダーやフランキンセンスを2〜3滴垂らし、眠りにつく前に香りを広げます。質の良い睡眠は、心身の安定に不可欠です。
  • リビングや読書スペースの香り: 日中、リラックスしたい時や集中したい時に使うリビングの一角や、お気に入りの椅子がある場所を安全基地に。ゼラニウムやラベンダーを香らせることで、心地よい空間を演出できます。
  • パーソナルな香り(アロマペンダントやティッシュ): 外出先で不安を感じやすい方は、アロマペンダントに精油を1滴垂らしたり、ティッシュに1滴垂らしてポーチに入れておき、必要な時にそっと香りを嗅ぐことで、自分だけの安心感を持ち運ぶことができます。

「私自身が安全基地」となる、心の整え方 🧘‍♀️

物理的な空間だけでなく、自分自身の心の中に「安心」の感覚を育むことも大切です。

  • アロマ瞑想(マインドフルネス): ディフューザーでフランキンセンスなどを香らせながら、静かに座り、目を閉じ、呼吸に意識を集中します。心に浮かぶ雑念は、ただ「あ、考えているな」と気づき、手放します。香りが、今、ここに意識を留める手助けをしてくれます。
  • セルフマッサージ: 植物油10mlにラベンダー2滴を混ぜたオイルで、手や足、首筋などを優しくマッサージします。温かい手のひらで自分を労わることで、心身の緊張がほぐれ、「自分は大切にされている」という安心感が生まれます。
  • ルーティンを作る: 毎日決まった時間にアロマを香らせたり、ハーブティーを飲んだりする小さなルーティンを作ることも、心の安定につながります。決まった行動は、私たちに安心感と予測可能性を与えてくれます。

「安全基地」の心理学:困難に立ち向かう力の源 🚀

心理学者のジョン・ボウルビィが提唱した「アタッチメント理論(※)」では、「安全基地(セキュアベース)」が子どもの健全な発達に不可欠だとされています。

子どもは、安全基地である親や養育者がいることで、安心して新しいことに挑戦し、失敗してもそこに戻ってきて癒やされることで、再び立ち上がる力を得ます。

これは、大人にとっても同じです。

私たちも、人生の様々な局面で不安や困難に直面します。

そんな時、「いつでも戻ってこられる、安全で心地よい場所」、そして「無条件に受け入れてくれる存在(自分自身でも良い)」があることが、私たちが内なる力を発揮し、前向きに生きていくための土台となるのです。

あなたにとっての「安全基地」は何でしょうか?

それを意識的に作り、育むことが、心穏やかな毎日を送るための大切な一歩となるでしょう。

アロマはそのプロセスにおいて、あなたを優しくサポートしてくれます。

アタッチメント理論(※)について
日本女子大学心理学科 心理学コラム

香りとともに、あなただけの「安心」を育みましょう 💖🌿

更年期世代は、心身の変化と共に、心の不安定さを感じやすい時期です。

そんな時こそ、私たちには「安心」できる場所や、自分を労わる時間、つまり「安全基地」が必要です。

アロマセラピーは、その「安全基地」をあなたの心と生活の中に築くための、穏やかで強力なツールです。

心地よい香りは、心を落ち着かせ、深いリラックスをもたらし、「ここなら大丈夫」という安心感を育んでくれます。

自分自身の心を大切にし、安心できる環境を整えることは、心身の健康を保ち、より豊かな毎日を送るための大切な投資です。

もし、あなたが今、心がザワついたり、漠然とした不安を感じているなら、ぜひ当サロンにご相談ください。

江南市のアロマトリートメントサロン「KoKo・iki」では、お一人おひとりの心身の状態に合わせたパーソナルなアロマトリートメントを通じて、あなただけの「安全基地」を心の中に築き、穏やかな毎日を送るためのお手伝いをさせていただきます。

どうぞお気軽にお越しくださいね。

本記事は、アロマセラピーや東洋医学の一般的な知識、および健康的なライフスタイルに関する情報提供を目的としています。特定の疾患の診断、治療、予防を目的としたものではなく、医療行為を代替するものではありません。症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。

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