「朝、なかなかスッキリ起きられない…」「日中も気分が上がらない…」そんなあなたへ。60代女性アロマセラピストが、朝の香りが自律神経にどう働きかけ、1日をポジティブにスタートさせるか解説。江南市のアロマサロンが贈る、朝のアロマ習慣で心の潤いを育み、日中の活力を高めるヒントをお伝えします。
「朝、なんだか体が重い…」その原因、朝の自律神経の乱れかも? 😴☁️
昨日から「香りとアンチエイジング」のテーマでお話ししていますが、今日はその中でも特に、「朝の習慣」に焦点を当てていきたいと思います。
「朝、目覚めが悪い」「布団から出たくない」「午前中もなかなかエンジンがかからない」…そんな風に感じること、ありませんか? これらは、もしかしたら朝の自律神経の切り替えがうまくいっていないサインかもしれません。
私たちは日中活動する「交感神経」と、夜リラックスする「副交感神経」という二つの自律神経によって心身のバランスを保っています。
理想は、夜は副交感神経が優位になってぐっすり眠り、朝になると自然と交感神経に切り替わって、シャキッと目覚めることです。
しかし、ストレスや不規則な生活、そして更年期のホルモンバランスの変化によって、この切り替えがスムーズにいかなくなりがちです。
朝から気分が沈んだり、体が重いと感じると、その日のモチベーションにも響き、心身の活力が低下してしまいます。
これが長く続くと、心の潤いが失われ、結果的にエイジングを加速させてしまうことにもなりかねません。
でもご安心ください。
実は、アロマの香りは、この朝の自律神経のスイッチを優しく、そして力強くサポートしてくれる頼もしい味方なんです。
今日は、香りがどのように朝の目覚めをサポートし、1日をポジティブにスタートさせる手助けをしてくれるのか、そのヒントをお伝えしていきましょう。
朝の自律神経スイッチをON!香りが脳に働きかけるメカニズム 🧠💡
私たちの脳と体は、目覚めてから活動するモードへとスムーズに移行するために、いくつかのステップを踏んでいます。
- 覚醒と交感神経: 朝、目が覚めると、体内では少しずつ交感神経が優位になり始めます。これにより、心拍数や血圧が上昇し、体が活動モードへと準備を整えます。しかし、ストレスや睡眠不足が続くと、この切り替えが鈍くなり、午前中も副交感神経が優位なままで、体がだるく感じたり、集中力が上がらなかったりします。
- 香りが脳に与える「目覚めの信号」: 精油の香りは、鼻から直接脳の大脳辺縁系に届き、感情や記憶、そして自律神経の働きにダイレクトに影響を与えます。
- 特に、柑橘系やハーブ系の清涼感のある香りは、脳を刺激し、交感神経の活性化を促す作用があると言われています。これにより、心身がシャキッと目覚め、活動への意欲を高める「目覚めの信号」を送ることができるのです。
- 例えば、爽やかな香りを嗅ぐことで、眠気が覚め、気分がリフレッシュされ、前向きな気持ちで1日をスタートできるようになります。
香りは、コーヒーを飲んだり、シャワーを浴びたりするのと同じように、脳に「さあ、活動の時間だよ!」と穏やかに、しかし確実に働きかけ、自律神経のバランスを整える手助けをしてくれるのです。
1日が輝く!今日から始める朝のアロマ習慣 🌿☀️
朝の習慣にアロマを取り入れることで、心身がシャキッと目覚め、心地よく1日をスタートすることができます。
3-1.朝の目覚めに最適な「香り」の選択 🍋🍃
気分を高揚させ、集中力を高め、リフレッシュ感をもたらす香りがおすすめです。
- おすすめの精油:
- レモン(学名:Citrus limon):フレッシュで爽やかな柑橘系の香りは、気分を明るく高揚させ、脳を活性化します。眠気を覚まし、集中力を高めるのに役立ちます。
- ペパーミント(学名:Mentha piperita):清涼感のあるスッキリとした香りは、頭をクリアにし、集中力を高めます。眠気覚ましや、気持ちを切り替えたい時に最適です。
- ローズマリー・シネオール(学名:Rosmarinus officinalis ct cineole):シャープで刺激的なハーバルな香りは、血行促進や脳の活性化に優れ、心身に活力を与えます。朝の目覚めや、仕事・勉強中に集中したい時に。※高血圧の方やてんかんのある方は使用を避けるか、専門家にご相談ください。
- 活用法(朝のアロマ習慣):
- 目覚ましアロマ芳香浴: 起床時間の少し前にタイマー設定したアロマディフューザーで、選んだ精油(例:レモン3滴、ペパーミント1滴、ローズマリー・シネオール1滴)を拡散させます。心地よい香りで自然と目覚めることができます。
- 朝のひと拭きアロマスプレー: 無水エタノール5mlに精油を合計で5〜10滴を混ぜ、精製水45mlを加えてよく振ります。起床後、カーテンを開けて部屋の空気を入れ替える際に、このスプレーを空間に軽くひと吹き。気分がリフレッシュされます。
- シャワータイムのアロマ: シャワーを浴びる際に、浴室の床や壁に精油を1〜2滴垂らすか、タオルに垂らして吊るします。湯気と共に香りが立ち上り、清々しい香りに包まれながらシャワーを浴びることで、心身がシャキッとします。
- アロマ歯磨き粉(自作): 重曹に少量の精製水とペパーミント精油1滴を混ぜて歯磨き粉代わりに。口の中がスッキリし、眠気を吹き飛ばします。(※食用グレードの精油を使用し、専門家の指導のもと行ってください)
朝の習慣が「ポジティブエイジング」に繋がる理由 🌟
朝の時間を心地よい香りで満たし、自律神経を整えることは、1日全体のポジティブな流れを作り出し、長期的なアンチエイジングに繋がります。
- ストレス耐性の向上: 朝から心が落ち着き、活力が満ちることで、日中のストレスに柔軟に対応できるようになります。
- 集中力と生産性の向上: 脳が活性化され、クリアな思考で仕事や家事に取り組むことができ、充実感が増します。
- 気分の上昇と幸福感: 爽やかな香りは、ネガティブな感情を払拭し、ポジティブな気持ちを育みます。笑顔が増え、心も体も若々しく保たれます。
- 良い睡眠への繋がり: 朝、しっかりと交感神経が活動することで、夜には自然と副交感神経が優位になりやすくなり、質の良い睡眠へと繋がります。
「香り」で脳のスイッチを切り替えるコツは「香り慣れ」?! 👃💡
アロマを初めて使う方の中には、「思っていたほど効果を感じないな…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。実は、香りの効果を最大限に引き出すためには、脳を「香り慣れ」させることが大切です。
私たちの脳は、新しい情報に対しては敏感に反応しますが、繰り返し同じ刺激を受けると慣れてしまい、反応が鈍くなることがあります。これを「慣れ」や「順応」と言います。
しかし、アロマテラピーにおいては、心地よい香りを毎日繰り返し嗅ぐことで、脳がその香りを特定の行動(例えば「目覚め」「リラックス」など)と結びつけ、「条件付け」を行うことができます。
例えば、毎朝同じ「目覚めのアロマ」を嗅ぎ続けると、数週間後にはその香りを嗅ぐだけで、脳が「さあ、シャキッと活動する時間だ!」と自動的に認識し、よりスムーズに自律神経の切り替えが行われるようになる、というわけです。
ぜひ、お気に入りの「朝のアロマ」を見つけて、毎日継続してみてください。あなたの脳が、香りを「目覚めのスイッチ」として記憶し、パワフルにサポートしてくれることでしょう。
まとめ:香る朝習慣で、毎日を輝かせ、ポジティブエイジングを! 💖🌿
更年期世代にとって、朝の目覚めや日中の活力は、心身の健康と直結する大切な要素です。
アロマの香りは、朝の自律神経の切り替えをサポートし、心身をシャキッと目覚めさせ、1日をポジティブにスタートするための強力な味方です。
レモンやペパーミント、ローズマリー・シネオールといった精油を朝の習慣に取り入れることで、脳が活性化され、集中力が高まり、心に潤いが満ちてきます。
朝の小さな習慣が、あなたの毎日を輝かせ、内側から溢れる「ポジティブエイジング」へと繋がるでしょう。
今日から、香る朝習慣で、毎日をより豊かに、より輝かせませんか? あなたの未来の笑顔のために、小さな一歩を踏み出しましょう。
もし、あなたが今、朝の目覚めに悩んでいたり、アロマを使った朝習慣について相談したいと感じているなら、ぜひ当サロンにご相談ください。
江南市のアロマトリートメントサロンKoKo・ikiでは、お客様お一人おひとりのライフスタイルと心身の状態に合わせたパーソナルなアロマブレンドと、実践的なアドバイスを通じて、あなたの朝を、そして毎日を輝かせるお手伝いをさせていただきます。
どうぞお気軽にお越しくださいね。
本記事は、アロマセラピーや東洋医学の一般的な知識、および健康的なライフスタイルに関する情報提供を目的としています。特定の疾患の診断、治療、予防を目的としたものではなく、医療行為を代替するものではありません。症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。
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